自然とともに暮らす

お金がない、アウトドアは したい。

アサリの様子を見に行ったら浜の様子が変わっていた。

ここ最近はなにもせずに学校へ行き帰ってきて寝るだけの生活が続いてきたのだが、そんな中ツイッターのTLに潮干狩りに行ってアサリが大量に採れたとのツイートが回ってきた。約一週間ほど前のことである。

潮干狩りにわかでアサリとマテ貝、シオフキなどの数種類の貝しか見分けがつかない私にとって潮干狩りとは、五月にやるものであって、すでにゴールデンウィーク末ごろに船橋にでも行く予定を立てていたのだが、四月中に十分に採れるとは意外であった。

そう言うわけで四月にアサリが採れるか確かめに潮干狩りに行くことになったのだが、学校のスポーツテストが終わった後の体力で船橋へ行くのは辛すぎる。しかし、東京都内でも潮干狩りができるスポットを私は知っていたのである。


そして今日。今年初の潮干狩りである。稚貝撒きはしていない場所のようなので、公開は控えておくが、都内でアサリやマテ貝が採れる某公園と言ったら予想がつく人も居ると思う。私の家から自転車で二時間のところであり、去年二度行っているため、アサリの存在は確認できているところだ。そんな去年と同じ場所なのだが、明らかに去年とは違うところがあった。

人である。人の数が、去年私が行った時より軽く5倍はいる。しかも、そのほとんどが家族連れで、半分は塩の入ったボトル片手にマテ貝採りをやっているのである。なぜこんなにも人が増えているのか、一瞬大潮だからとも思ったが、去年と潮の引きはあまり変わらないし、アサリの数もさして変わりないのである。これが四月パワーか、、、

まあそんなことは置いといて、潮干狩りを始めよう。ここの浜、海から波に乗せられてきた砂と、都が放った砂利の二つのもので構成されている。この二種類の砂がマテ貝とアサリの棲み分けになっているらしく、マテ貝は砂、アサリは砂利のところで良く採れるようだ。まあ棲み分けも完璧ではないから塩なんて持ってきてなくてもマテ貝が採れることはあるのだが。

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ちなみにアサリの多い深さというのはあまりなく、普段水に浸っている砂利部分ならばそれなりにいるようだ。

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満潮の時の波打ち際に当たる場所でも砂利ならばいる。

ただこの場所、天然だからかアベレージサイズが小さい。アサリはたくさんいるのだが、持って帰るとなると少なくなってしまう。マテ貝も基本的に見られるのはクリップのようなサイズばかりで、食べられるサイズはなかなか見つからない。マテ貝においてはアサリを掘っている時に出てくるものしか知らないから大きいのが入る可能性も否定できないが。


そんなこんなで小一時間やってだいたい50個採れたので帰ることに。新木場がホーム釣り場の人なら一度は行ったことがあるだろうゆで太郎で昼食を食べた後自転車で二時間かけて帰宅した。

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それにしてもなんであんなに人が増えてたんだろう。テントの数もいつもより多かったな。





*稚貝を撒いていないところは、採りすぎるといなくなってしまうのでアサリなどは殻長3cmほどを目安に満たしていないものは逃してあげましょう。

*また、潮干狩りに限らず天然物は取りすぎると次から取れなくなってしまうのでほかの人のことも考えて多くても食べ切れる分だけにしましょう。