自然とともに暮らす

お金がない、アウトドアは したい。

葛西臨海公園に行ってきた②

 

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・黄金に光り輝くルックダウン

 

葛西臨海水族園についての記事の二枚目である。一枚目↓

 

mist204.hateblo.jp

 

一枚目では日本でよく知られているようなサメやマグロの話だったが、私は葛西臨海水族園の本領はそこではないと思っている。私が思うに葛西臨海水族園の本領は正式和名のついていない(知られていない)海外の魚にある。上の写真の魚、和名をシロガネアジと言うが大抵の水族館ではルックダウン、と英名で書かれていることが多い。また、下の写真は、プレイスというカレイの仲間が眼を出しているところであり、このプレイスという名も和名ではない。

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上記の二種以外にも、和名ではない表記で書かれている魚が葛西臨海水族園には多数いる。日本でも見ることができる魚を和名で表記しているらしい。

葛西臨海水族園の本領はもう一つある。東京都の海をテーマにした水槽だけでおよそ建物一つ使用しているのだ。もちろん東京湾だけでそこまでの水槽を作るとしたらとてつもない大水槽になっていたであろう。だが、東京都の海は東京湾だけではない。黒潮にぶつかる位置にある伊豆七島、小笠原の海も東京都の海である。また、東京湾も深いところから湾に入る前の運河、後述する葛西海浜公園などの干潟と、様々な環境が揃っているのだ。

今回はこの中から三つほど画像を出して紹介させてもらう。

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入り口から三つ目の水槽にある展示。小笠原などの磯辺をテーマとした水槽で、なんと水槽に対して水の量が十分の一ほどしかない。そんな浅いところで暮らしているギンユゴイ(写真)や水に入ることを嫌うひねくれ魚タマカエルウオなどがいる。

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東京湾水槽であり、江戸前をつけて呼ばれることの多い東京湾で取れる食用魚が多く展示してある。具体的には、アナゴ、スズキ、ホウボウ、カレイ(写真)、コノシロ(コハダの方が聞き馴染みがあるかもしれない)などがいる。

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こちらも東京湾水槽だが、こちらは運河がテーマ。皮肉なことにペットボトルやビニール袋がオブジェクトとして飾られている。ここには東京湾奥でかつ浅い場所に住んでいるようなサッパやマハゼ、ヒイラギなどがいる。余談だが、ここのマハゼはでかくていかつい。

 

これくらいで今回は終えるが、まだ屋外展示や水族園の面白いところを紹介できていないので続くと思う。

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